19spring/summer Darrly's Life LOOKBOOK


■19ss Darryl's Life

19年SS のテーマは 架空の人物像

ダリル・ブレイン の人生をテーマにデザインを構成しました。

ダリルは19歳の少年から大人になる "遊び" に貪欲で、スケート、音楽、酒、ドラッグに溺れ。

挙句、精神に異常をきたす。

ダリルは弱く儚いが一瞬でも強く光ろうする

そんな少年をイメージし、

今回のデザインに当たりました。

井上 宗

19ss Darryl's Life

story

その日、夕方まで寝ていたダリルは

いつも通りお気に入りのブランドのロゴTを着て、

スケートボードを片手に夜の街へと繰り出す。

向かう先はよく遊びにいくディスコ

ディスコのジュークボックスからは

ダリルの好きなアーティスト ENOLA MINMAD の曲が流れていた。

ダリルは日頃の憂さを晴らすかの如く、酒に、音楽に、遊びに遊んだ。

酒やドラッグにまみれた帰り道

ダリルには月が二重にみえ出した。

急な吐き気をもよおし、道に座り込んだダリル。

街灯にとまっていた梟が話しかけてきているようだった。

お気に入りのナイロンパンツも破れていて、

流石にダリルも遊びすぎた。。

と我に返り、なんとか家にたどり着いた。

ほぼノイズしか映らないダリルの家のテレビ

ダリルのネコ、ココ が1人じゃないよとすりよってくる。

月明かりと町の光が

ダリルの部屋のステンドガラスを薄く照らした。

闇に落ちるかのようにダリルは眠りにつく。

そんな中ダリルはある夢を見た

ある一匹の青と黒の毒ガエルがダリルを見据え、言い放つ。

『そのまま俺の泥濘に落ちてこい。

俺の毒がお前を守ってやる。』

不気味な夢だった。

朝。鳥たちの鳴き声と共に社会の喧騒がダリルの目を覚ました。

目まぐるしく回る社会と、ダリルとの溝は深かった。

テーブルにはダリルの脳波の診断書。そして精神安定剤が転がっていた。

ダリルは誰かに "自分" を決めつけられた気がした。

ダリルは一人部屋の中で叫ぶ。

『お前らの嘘で、俺を決めつけんじゃねぇ!』

部屋中にダリルの声が空しくこだました。

Darryl's Life

ENiGM@ -Shrouded in Love-

19 spring / summer

Darryl's Life


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